組織について

代表挨拶

 2012年5月に臨床薬理専門医を中心として新たに「一般社団法人臨床薬理試験推進ネットワーク(JANCliPh)」を設立致しました。

当法人は「CPTアカデミック・ネットワーク(ANTCliPh)」を発展的に解消し、「グローバル早期臨床試験推進のための大学病院ネットワーク(J-CLIPNET)」と統合することにより、国内の臨床薬理を専門とするアカデミアがオールジャパンとして連携し、早期段階から国際共同治験へ参画できる環境を提供していく、または自らが参画していくことを目指しております。

 既に我々はJ-CLIPNETにおいて、患者対象のグローバル早期臨床試験を実施し、人材育成においても大きな実績をあげております。また、アジア共同試験の推進を図るために、韓国のKoNECT/CCCPや中国の2大学病院と提携を結び、世界同時開発の中で軽視されがちであった「人種差による反応性」、「有害反応に関する情報」などをリサーチし、ともすると過量投与にさらされがちなアジア人における至適薬物治療の確立について貢献してまいりました。

 加えてANTCliPhにおきまして、実施困難と思われる特殊病態患者を対象とした薬物動態試験などを中心に実施しており、臨床現場へフィードバックすべきノウハウも蓄積しています。特に腎機能低下患者に対する腎排泄薬物を投与したときのPK/PDデータは日常診療に大きく貢献できるものと思われます。

これら両ネットワークのこれまでの活動を継承し、相乗的に更なるスケールアップを諮ることで、臨床薬理における真のオールジャパン体制を構築しながら、わが国の臨床薬理試験の発展・活性化に貢献できればと考えております。

 我々はこのような目的のもと、依頼する企業の要望する様々な臨床薬理試験の実施を最大限支援させていただきます。また、臨床薬理専門医で構成しておりますので、ご希望があれば、臨床薬理試験を企画する段階でのコンサルテーションやプロトコール設計に対する助言なども提供したいと考えております。

 

 わが国の臨床薬理試験を今以上に発展させるためにも、オールジャパン体制として皆様と共に前進していき、顔の見えるアジア試験を推進する法人として活動してまいります。

 皆様の温かいご支援・ご協力とご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

                      一般社団法人臨床薬理試験推進ネットワーク(JANCliPh)

                      代表理事  大橋 京一(大分大学医学部)

 

法人概要

法人名

一般社団法人 臨床薬理試験推進ネットワーク

Japanese Network of Clinical Pharmacology

JANCLIPH:ジャンクリフ

代表理事 大橋 京一(大分大学医学部附属病院)
理事 内田 英二(昭和大学)
熊谷 雄治(北里大学東病院)
幹事 大橋 和史(北里大学)
事務局代表 飯島 肇 (北里大学)
事業内容 ・国内外での臨床試験の推進
・臨床試験、臨床研究の教育・啓発活動
・学術集会の開催、等

6月7日の設立記念講演会には予想を上回る多くの方々がご参加下さいました。心よりお礼申し上げます。